欲求と思考の調整

 情動脳である大脳辺縁系と、
 知性の脳である前頭前野をつなぐ役割
 眼窩前頭野の障害では、辺縁系の活動の調整、統合に支障が生じます。すなわち、抑制力の低下が起き、
 衝動をおさえられないといった、いわゆる強迫性を生じる

 気が散りやすく、集中力が乏しく、周囲を模倣する等の特徴

視覚、聴覚、体性感覚とともに味覚、嗅覚情報も収斂している。

心理的財布と眼窩野

価値はものによって大きな幅がある。例えば車を選ぶときの価値のレベル(1万円、2万円の差はたいして問題にならない)と、
洗剤を選ぶときの価値のレベル(10円、20円の差が問題になる)は大きく異なる。
眼窩野のニューロンは、価値レベルに応じて反応様式を変える。
例えば絶対的な価値レベルが高い対象に対しては、その絶対的な価値を持つ刺激対象群という文脈内での相対的な価値を反映した活動を示し、
群内では相対的に低価値のものに対する反応は(絶対的な価値は高くても)低い。

価値観の修正機能

ダマジオはその著「デカルト・エラー」Decartes’error[3]の中で、脳腫瘍のためこの脳部位の切除手術を受けた結果、
「当面している事態の重要性を評価したり、これからやらなければならな事柄の間に優先順位をつけたりする場合、
社会的な常識から大きくかけ離れた判断をしてしまう」、
あるいは「リスク事態において、小さくても長期的には利益につながる方に賭けるのではなく,
短期的には大きな利益を生むかも知れないが,長期的には損失につながるような選択をする」

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%89%8D%E9%A0%AD%E7...

情動の調整機能

前頭眼窩野の情動・動機づけ機能は神経伝達物質のドーパミン,セロトニン、ノルエピネフリン、GABA(ガンマアミノ酪酸)などによって支えられている。
その中でセロトニンはこの脳部位の情動機能を支えるのに最も重要な神経伝達物質である。
PET研究によると、うつ病は前頭眼窩野のセロトニンの働きの異常が関係していると考えられる。
うつ病治療に用いられる薬物の多くは前頭眼窩野のセロトニンの働きを高めるように作用する。

白質経路

全般性社会不安障害者の扁桃体は約13%委縮している
扁桃体と眼窩前頭前野を結びつける鉤状束の白質経路の構造的異常が確認されている(Phan et al., 2009)。

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