ワレンベルグ症候群(われんべるぐしょうこうぐん)とは、

脳幹に起こる障害であり、延髄外側部を支配する後下小脳動脈の血管障害により起こる疾患である。
延髄外側症候群とも呼ばれる。

認知症に基づく嚥下障害

アルツハイマー型認知症におこりやすい食事の障害
・食事だと認識できず食べ始めることができない(失認)
・箸やスプーンなどを上手く使うことができない(失行)
・途中で食べるのをやめてしまう(集中力の低下)
・食べたことを忘れる(記憶障害)
https://ninchisho-online.com/archives/14000/

嚥下障害 構音障害

「嚥下障害も構音障害も,病巣的には多様でテント上・下のいずれでも生じ,
また,両者が類似の病巣で起こることもあり,病巣部位や症状の内容によって予後が異なる
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hbfr/30/3/30_...

皮質延髄路 錐体外路が関連する
特に孤束核は延髄背側を矢状方向に走る細い細胞柱でここの影響を
大きく受ける。ノルアドレナリン神経系 障害が起こると味覚不全などの症状が出現

https://www.tus.ac.jp/ura/pressrelease/pdf/131002a...

パーキンソン病では約70-90%の方に嚥下障害が見られる
摂食嚥下障害の原因疾患の約40%が脳卒中(虚血 脳出血 脳血栓 脳梗塞)
早い話が生活習慣による血流障害である

仮性球麻痺

多発性ラクナ梗塞など→
延髄から脳への伝達経路のどこかに障害が生じている

ALS パーキンソン まだら梗塞などによる嚥下障害の場合の食事介助のコツ

つばが出るまでの仕組み

食べ物を食べると、舌上にある味蕾が味を感じ、
その刺激が脊髄の孤束核に伝わり、延髄の上・下唾液核を経由
して唾液腺へと伝わることで、唾液腺からの唾液の分泌が促進される

唾液ちゃんは

口腔内の細菌の繁殖が優位に抑制される
水や食物と混ざり合うことで食塊を形成し、飲み込み(嚥下)を促す
唾液腺をなくしてとろみ剤をつけなかったマウスは死んでしまうが
とろみ剤をつかったマウスは生き残る。勿論美味しさは別として。
http://www.kokucare.jp/meal/meal/assistance/
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アミラーゼという酵素が含まれる
ストレスが溜まると交感神経が興奮。交感神経興奮状態の防衛反応として唾液からアミラーゼ分泌が増える

唾液腺は交感・副交感神経共に分泌ですが、交感神経では粘り気のある、副交感神経の方はさらさらの唾液を分泌する

唾液ちゃんが減る理由

\戸的老化

年齢による口の筋肉低下による咀嚼力の低下
年齢による注意力、集中力の低下
女性ホルモンの分泌の減少による唾液の減少
味細胞(味覚細胞)の減少

環境要因

血液の循環が不順になり、延髄系の錐体外路が障害される。
虫歯などで歯が減り、咀嚼力が低下する
胃ろうによる咀嚼力の低下

 味覚障害の原因の半分以上を占めているのが「亜鉛不足」です。
その他にも「薬剤性(降圧利尿剤・抗生物質・抗ヒスタミン剤など)」
「全身の病気(糖尿病・肝臓疾患・胃腸疾患・腎臓病など)」
「口腔の病気(舌の病気など)」「心因性(うつ病・ストレスなど)」が原因となることもあります

注意事項

こんな症状には要注意!
• 食事中、食後にがらがら声になる。
• のどに食べ物がつまった感じがする。
• 食事中や水分を摂るときにむせる、咳き込む。
• パサパサした物、弾力のある物が食べにくい、嫌がる。
• 昨日と今日で食べ方が異なる。
• 飲み込むときに天井を見るように上を向く。
• 体重が減っていく。
• 口腔内の汚れ、食物残渣、口臭。

回旋嚥下



嚥下反射が低下しているかをスクリーニングするテスト各種


ここ2、3年のことについてお答え下さい。A,B,Cのいずれかに丸をつけて下さい。
1. 肺炎と診断されたことがありますか? A.繰り返す B.一度だけ C.なし
2. やせてきましたか? A.明らかに B.わずかに C.なし
3. 物が飲み込みにくいと感じることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
4. 食事中にむせることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
5. お茶を飲むときにむせることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
6. 食事中や食後、それ以外の時にものどがゴロゴロ(痰がからんだ感じ)することがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
7. のどに食べ物が残る感じがすることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
8. 食べるのが遅くなりましたか? A.たいへん B.わずかに C.なし
9. 硬いものが食べにくくなりましたか? A.たいへん B.わずかに C.なし
10. 口から食べ物がこぼれることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
11. 口の中に食べ物が残ることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
12. 食物や酸っぱい液が胃からのどに戻ってくることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
13. 胸に食べ物が残ったり、つまった感じがすることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
14. 夜、咳で眠れなかったり目覚めることがありますか? A.しばしば B.ときどき C.なし
15. 声がかすれてきましたか?(がらがら声、かすれ声など) A.たいへん B.わずかに C.なし

各問いに対し「A」と回答した場合を異常(嚥下障害あり)、
「B」「C」と回答した場合 を正常(嚥下障害なし)と判定します。「A」にひとつでも回答があった場合に「嚥下障害 あり」と判定します。
大熊るり, ほか. 摂食・嚥下障害スクリーニングのための質問紙の開発. 日本摂食嚥下リハ会誌 2002

●水飲みテスト
水飲みテスト(30mL)はさらさらした水を飲んでもらい上手く飲めるかどうかをチェックするものです。
検出力が高い検査ですが、「むせる」患者さんに必ず嚥下障害があるとはいえない症例もあり、むせない誤嚥(不顕性誤嚥)を見逃すこともあります。
口腔ケア後であれば、たとえ誤嚥してもきれいな水であるため比較的安全性が高いと思われますが、誤嚥して激しくむせる※こともあります。
※誤嚥によるむせは、突発性の呼吸障害にいたることもあるので注意が必要です。
窪田俊夫, ほか. 脳血管障害における麻痺性嚥下障害−スクリーニングテストとその臨床応用について. 総合リハ 1982 ;10(2): 271-276.

常温の水 30mL を注いだ薬杯を椅子に座っている患者さんに手渡し、
「いつものように飲んでください」を合図に
水を飲んでもらい飲み終わるまでの時間を測定、

エピソード※を観察します。すするような飲み方、含むような飲み方、口唇からの水の流出、むせながらも無理に動作を続けようとする傾向、注意深い飲み方

プロフィール
5 1回でむせることなく飲むことができる。
4 2回以上に分けるが、むせることなく飲むことができる。
3 1回で飲むことができるが、むせることがある。
2 2回以上に分けて飲むにもかかわらず、むせることがある。
1 むせることがしばしばで、全量飲むことが困難である。

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