長谷川式簡易知能評価スケール(HDSーR)

長谷川和夫さんが、1974年に考案 9項目で構成され、30点満点中20点以下であれば、認知症の疑い
年齢、時間の見当識、場所の見当識、単語の再生と遅延再生、計算、数字の逆唱、物品の視覚銘記、言語の流暢性の9項目から構成される

語義失語の口頭試験 側頭葉の障害の程度を測っているつもりのテスト

意味性認知症(SD)の場合は、語義失語の口頭試験(「右手で左肩を叩けますか?」、「猿も木から落ちる」の意味は?、「犬も歩けば」の続きは?、「弘法も筆の」の続きは?、「利き手」はどちら?)を行い、1つでも出来なければ語義失語ありとします

MMSE検査」とは、「ミニメンタルステート検査」の略名です。

1975年に、アメリカのフォルスタインさんらによって考案
「右手にこの紙を持ってください」
「それを半分に折りたたんで下さい」
「それを私に渡してください」という指示や、
「何か文章を書いてください」
「次の図形を描いて下さい」といった、
動作を必要とする項目が4問
4項目の動作性課題を加えた計11項目から構成される30点満点
被験者にとっては馬鹿にされたような気持ちになり、興奮してしまったり、真剣に答えない被験者も少なくないという問題点も

アイソトープ検査 RI

 アイソトープ検査とは、微量の放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を含む薬を静脈注射する、
 またはカプセルを服用することで、薬が目的臓器に集積し、その薬から放出される微量な放射線を
 専用の装置(ガンマカメラ)で検出し臓器や組織の大きさ、機能、位置、形態などが調べられます。
 この検査をシンチグラフィと呼び、これによって得られた画像をシンチグラムと呼びます。
 またシンチグラフィには甲状腺摂取率、レノグラム、肺局所機能検査などの検査もあります。

脳血流SPECT検査

 血流障害部位を集積欠損像として描出
 脳血管の動脈硬化の重症度を診断
 てんかんの患者さんでは、側頭葉に集積異常がしばしば観察される
 アルツハイマー病では頭の後方に当たる頭頂葉から後頭葉に、
 血管性痴呆では頭の前方に当たる前頭葉に集積欠損が発生する傾向
SPECT 検査を一度しただけで はっきりと何かが 分かるわけではない。

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