個室 - イレウス
http://www.hanakonote.com/kango/ileustube.html
イレウスは、腸管の吸収障害やイレウス管による腸内容物の排泄により、脱水を起こしやすい。
水分出納バランスの観察、脱水症状(皮膚・舌の乾燥、倦怠感、尿量低下、頻脈、血圧低下など)、
血液検査の値の変化に注意する

イレウスと腸閉塞は違う

http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA0...
イレウスは小腸麻痺であり(大腸麻痺の代表は偽性腸閉塞Ogilvie症候群),
術後イレウスは手術で腸蠕動が回復するまでの過程であり,
アクシデントとしての術後合併症には含めていない。

イレウス管

手術をせずに、鼻から管を入れ、閉塞部につまっている腸内容物を取り除く方法です。
腸の内容物を取り除くことで、腸管内の圧力を下げます。
飲食はできず、点滴によって水分などを摂取します。
イレウス管と胃管は長さが違い、イレウス管の方が長く、胃管のほうが短い管です。閉塞部分によって使う管が選択されます。

胃ろうは食べれるのか食べれないのかどっちやねん

嚥下障害や認知症などが原因で口から食べ物を食べられない人、
あるいは嚥下性肺炎を起こしやすい人が、直接胃に空けた穴から水分や栄養を摂り、全身状態を安定させるための「経管栄養法」のひとつです。

ん?食べてるし↓?
http://www.peg.or.jp/eiyou/QA/q02.html

腸閉塞と便秘は何が違う


腸閉塞はいきなり痛くなるらしい。
見分け方↓
https://karadanote.jp/7249


1、胃ろうとは

胃ろうとは、「PEG(Percutaneous Endoscopic Gastrostomy)」と呼ばれる内視鏡を用いた手術によって造られた胃の穴のことを指します。
食物・飲料・医薬品などを口から摂取することが困難な人に適用され、腹壁を通して胃と体外をチューブで繋ぎ、
そこから食物・飲料・医薬品などを流しこむという、直接的に胃に栄養を入れる栄養投与法のことです。
何故これを勉強するのか。それは抗コリン作用が抗精神病薬などにてんこ盛りだから。
1979年にはじまった手術 嚥下機能障害患者に対する一般的な療法
認知症で寝たきりの高齢者の場合には、一種の”無駄な延命処置”として問題視されています。
1か月あたり5万円ほどの費用がかかってしまいます。

やり方↓
https://j-depo.com/news/post-885.html#i

イレウスとは


腸の内容物が詰った状態をいう
  1. 詰った腸液やガスにより腸の拡張がおこる
  2. 静脈還流が障害される
  3. 腸が浮腫をおこす
  4. 腸管の中へ水やナトリウムが漏出する→
  5. さらに腸管内圧が上昇することで動脈血流も障害
  6. 腸管の壊死・穿孔を起こす。
  7. 穿孔により、水やナトリウムも漏出しショックを起こす・・・
便も出なければ死を招くということですね。

機械性イレウス(90%)

腫瘍などの腸管内、外部からの圧迫、多臓器からの腸の圧迫が原因となるイレウス
機械性イレウスには以下の二種類
単純性(閉塞性)イレウス・・・腸管の血行障害のないもの
複雑性(絞扼性)イレウス・・・腸管及び腸管壁の血行障害を起こしたもの

機能的イレウス(10%)

薬物の副作用により腸管運動の低下など腸管の運動麻痺が原因のイレウス
機能的イレウスには以下の二種類
麻痺性イレウス・・・腸の神経、筋が影響を受け腸運動麻痺になった状態
(精神科では向精神薬の影響によって出会う機会が多い気がします)
原因となる薬物:
抗精神病薬、抗うつ薬、抗パーキンソン薬(プロメタジン)
疼痛治療薬(モルヒネ)、鎮咳薬(リン酸コデイン)
痙攣性イレウス・・・腸管の一部が痙攣をおこしたもの
ヒステリーなのど神経性のものモルヒネニコチンなのど中毒性のものもある