個室 - VaD

認知症リスト

  1. MCI 軽度認知障害 可逆的なので認知症ではない。5年で半数以上が認知症を発症する
  2. ATD 67.4 アルツハイマー アミロイドβたんぱくしつの沈着 全般性脳萎縮
  3. DLB  4.6 20%とする説の方が正しそう レビー小体型認知症  幻視が特徴的に発生する。分かりやすさ重視の為PDDは、DLB説で考えておく
  4. VaD 18.9 脳血管性 といいながらアルツハイマーの人もいる まだら認知症ともいう。失禁を認める。器質性 脳虚血などに関連
  5. FTLD 1.1 前頭側頭葉変性症 ピック これも場合によっては詳しく考えたい。抑制がなくなる。感情失禁 
  6. アルコール依存症等に関連するもの
  7. パーキンソン病 認知症に含めない方がいい気がする。認知症を認める場合をPDDという
  8. 水頭症 髄液シャント術で治療、脳神経外科で施される 完治するというのはちょっとどうかという意見が正しそう。

Vascular Dementia

原因

 VaDの危険因子は、加齢、脳卒中の既往、高血圧、糖尿病、
 脂質異常症、高ホモシステイン血症、運動不足
脳梗塞や脳出血などの原因は、生活習慣病によるものが多い

誘発

診断

VaDの診断基準の要点は(、1)認知症がある(、2)脳血
管障害がある(、3)両者に因果関係がある

中核症状

 VaDの中核症状としては遂行機能障害と記憶障害があ
 りますが、ADに比べると記憶は比較的保たれ、むしろ遂行
 機能障害の方が目立つ傾向があります

大血管の障害による多発梗塞性認知症

 片麻痺、半盲、失語・失行・失認、偽性球麻痺による構音嚥下障害

小血管性VaD

 歩行障害、歩行の不安定、転倒傾向、尿失禁(過活動膀胱)
 偽性球麻痺(構音・嚥下障害)が目立つ

薬物療法

アセチルコリンエステラーゼ阻害薬による
VaD治療の科学的根拠は十分ではない。
血糖コントロールのみでは脳卒中の再発抑制効果はなく、
高血圧などの他の危険因子と併せて管理することが重要

東北福祉会 加藤伸司

予後

誤嚥性肺炎を繰り返して、寝たきりの「老年症候群」の状態
となり衰弱が進んでいくことが多い
胃ろうは、最終的な手段。本人が選ぶ。

男性の方が女性よりも多く発症している認知症
感情失禁
「今日は天気が良くて気持ちがいいね」と聞いただけで、
泣いてしまう場合もあり、悲しくなくても落涙する事があります。
笑顔が見られ機嫌が良さそうだと
思い声をかけたのに、急に怒り出すという事もあります。
さっきまで出来ていても今出来なかったり、逆に出来なかった事が出来たりする

手を使った簡単な作業もよいリハビリになります
脳血管性認知症でdもリハビリをして脳を活性化させる事で、
症状の進行を緩やかにする事が期待出来ます。
音楽を聴く、一緒に歌う事が出来れば歌う、
また絵本などを見る、読める場合は読むなど